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コラム4:「路地裏」という詩 |
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かなり以前に「路地裏」という名目で詩を書き、そのまま眠っていたのを発見。そのまま寝かせておくのも何なので、保管を目的とし、さり気無くUP。 路地裏 切り裂かれた傷口に 再びナイフを突きつけ 足早に過ぎ行く人並みの ふとした死角に座り込む 誰も気付かない 気付かれる事も無い 天を仰げば昼下がりの空が 自らの鮮血で赤く染まる 切り裂かれた心に 再びナイフを突きつけ 誰も来る事のない街並みの 乾いた地面に横になる 誰も分からない 分かり合える事もない 天より差し込める黒い光に 赤く染る手を差し伸べて 人通りの無い都会の死角は 時に人を狂気に導き 己の身体を傷付ける事さえ 至福の快楽へと誘い 路地裏の片隅に流れ込む 狂気に満ちた風に 調律を失い希望は殺がれ 笑みを浮かべ切先は心に向け 赤い霧が舞う 黒い光が“それ”を引き立て 俺の狂気が舞う 黒い風が“それ”を煽りまくる 赤い血が飛び散る 黒い笑みが“それ”を望んでる 俺の魂が舞い踊る 黒い路地裏は“それ”を受け入れる 切り裂かれた傷口を 遠くから見つめ笑ってる 歩くのを止めた人並みが 俺を見つめ笑ってる 誰も分からない 分かり合える事も無い 天を仰げば俺が笑う 貴様等全てに黒い光で染め付ける 傷口を曝け出した心に 俺の狂気を突きつける 誰も来ない都会の死角が 俺の狂気に共鳴する 路地裏の片隅に淀む 狂気に満ちた想いに 調律が新たに生まれ 笑みを浮かべ切先は心に向け 赤い霧が舞う 黒い光が“それ”を引き立て 人の狂気が舞う 黒い風が“それ”を煽りまくる 赤い血が飛び散る 黒い笑みが“それ”を望んでる 人の魂が舞い踊る 黒い路地裏は“それ”を受け入れる 赤い霧が舞う 黒い光が“それ”を引き立て 俺の狂気が舞う 黒い風が“それ”を煽りまくる 赤い血が飛び散る 黒い笑みが“それ”を望んでる 俺の魂が舞い踊る 黒い路地裏が全てを受け入れ笑いを上げる |
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