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■ここを紹介したところで、いまどき「心霊スポット」とイメージする人は、果たしてどれほど存在するのだろうか? そんな疑問さえ抱いてしまうのが、今回紹介する「青山霊園」である。 |
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■この青山霊園での情報は、それはそれは古く、私が霊に興味を抱いた頃には、既に存在していたのではないかと思う。 私が所有する心霊スポット関連書籍の中で、最古といっても良いであろう愛読書の「日本全国恐怖の心霊地図帖(著者:中岡俊哉 出版:二見書房)」においても情報は掲載されており、そこに記述されている情報によれば「私の資料だけでも2百を数える」程の霊的な情報が存在していたのだから、やはり昔から噂話は存在していたのだろう。 また他に、非常に興味のある情報として「テレビカメラで霊体を完全にとらえた」とも、上記の書籍には記述されている。 その映像が現存するのかは不明だが、興味深いし実際に観てみたいと思わずにいられない情報である。 さて、そんな当時「2百を数える」程に有名であった当地だが、時を超えた現在においても有名であるかどうかは疑問だ。時間が経過したことで「今更」というイメージの方が強いと感じてしまわなくもない。 紹介する際に、多かれ少なかれ疑問が芽生えたりもするのだが、あまり深くは考えない様にしよう。 |
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■案内図は現地入りの際に重宝するアイテムだ。といって案内図を参考にガチガチに取材した訳でもないのだが…。 | ||||||||||
■当地の情報として筆頭に挙げられるのは、何より「タクシー体験談」ではなかろうか。例の「乗せた女性が忽然と消え、座っていたシートはビショビショに…」という情報で、今となっては聞き慣れすぎて、怖い話が成立しない程にベタな情報である。 そのベタな情報の元祖が、ここ青山霊園だとも聞かれたりするのだが、その辺の確実さは正直微妙なところだろう。例えば「津久井湖」においても似た様な情報が存在し、また時代的にも大差ない様に思える。 時に「おもらしして恥ずかしくなって飛び降りたんだよ」と、当時の私も含めた子供たちがネタにした程にベタな情報なのだが、それでも実際に遭遇した際の恐怖度は相当のものであろう。 またその他にも、某ラジオの生放送中に、霊の声らしきものが入っていたという情報も有名ではなかろうか。これも前述した映像と共に興味のある情報だ。 そんな当地だが、実際に訪れた印象はといえば…それは最後に記載するとして、まずは現地の写真を見て頂くこととしよう。その方が手っ取り早いと思う。 |
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■雰囲気は、天候こそイマイチだが緑多く心地よさを覚えるほどではなかろうか。 | ||||||||||
■緑の隙間から見える墓石は何とも言えない雰囲気だ。 | ||||||||||
■外人墓地も存在する。 霊園も国際色豊かというところだろうか。 |
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■墓石の形状も豊かということだろうか。 | ||||||||||
■変わり映えのない写真しか撮影できないのが辛いといえば辛い。深夜の撮影ともなれば、尚更辛いのかもしれない。 | ||||||||||
■さてさて、最後に訪れた際の印象なのだが、写真を見れば分かる通り時間的な問題もあってか、ごく普通の印象でしかない。一応人気のないタイミングを見計らって写真を撮影したが、実際は人の数も多くて、現地撮影していて「怖い」と思う以前に「恥ずかしい」と思うほどであった。 しかしながら、上記の「時間的問題」をクリアし、深夜に現地入りすれば、やはり雰囲気は変わるのだろう…か?もうこの辺は、それこそ感覚次第ではなかろうか。「怖い」と思う人もいれば「全然」という人もいるであろう。 また実際に体験した人と、そうでない人では温度差があ生じるのは当然といえば当然だし、体験したとしても、それを認めようとしない人もいるだろう。当然その逆の「体験はしていないが霊の存在を信じる」と主張する人間がいても、取り立てておかしな話でもないと…私は思う。 そんな「有る無い論」もしくは「水掛け論」に対する論に発展してしまう青山霊園なのだが、要するに特記するべく個人的な印象がなかったのが正直なところだ。 どちらにしても、この青山霊園には我々人生の諸先輩方が眠っているのだけは確かな事実だ。 その諸先輩の方々に粗相のないよう、現地入りした際には注意したいものである。 ここに眠る方々のご冥福を祈りつつ、青山霊園のレポートを終えることとしよう。 |
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