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心霊スポット探索レポート
池の先に広がる墓地:6
所在地:神奈川県川崎市某所
取材日:2000年9月某日
公開日:2000年9月某日

■前回「嫌な写真」を撮影してしまい、半ばパニック状態に陥りながらも、何とか撮影していました。
とは言っても「とりあえず写真を撮影しつつ逃げている」と言った方が良いであろう。
シャッターを切りつつ”早歩き”で来た道を戻る私なのでありました。


■その「嫌な写真」を撮影した場所から後退りし、ある程度の距離まで下がった所で池に背を向けた。
そしてそのまま来た道を真っ直ぐに進む。
もう一度「池」を見たい気持ちも若干ながらある。
しかしその勇気が出てこない。

「振り返ろうか…止めておこうか」

そんな事を頭の中で繰り返しながら、振り返り「池」を確認した場所は、結局「池」より20mほど離れた場所であった。
やはり怖いですよ…。

「後ろに何かが憑いていたらどうしよう」

とか、そんな事ばかり考えちゃって、物凄い恐怖でありました。
結局振り返った時は何も無く、徐々に明るくなって行く空と、そのまま平然と池が存在するだけでありました。

(そりゃそうだ…当たり前だよな)

その時、ようやく心に“ゆとり”が出来た。
かと言って、相変わらず心臓は「ばっくんばっくん」と、下手をすれば第三者に聞こえるのではないかと思えるほどに脈打っていました。

■池に背を向け、これから帰ろうとした時の写真です。
後ろの池を再び振り返り見る勇気は…この時はまだ無かったです。

■池を確認し、取り立てて何も無い事に安心し、再び歩き始める。
池から徐々に離れ、そして離れれば離れる程、鼓動も平常に戻ってきた。
そして再びカメラで周囲を撮影する。

もう「嫌な物」は写らないだろう

勝手にそう思い込んでいた。
それが大きな間違いである事に、後々気付く事になる!?

では、その辺を写真で紹介してみましょう!

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■ここまで離れて、ようやく向こうを振り帰る事が出来ました。
ここまで離れれば大丈夫!?
■そしてまずはこの写真。
その間も大分撮影しましたが、特に何も無かったので「お蔵行き」であります。
池から相当離れ、鼓動もかなり安定してきたのですが…
■こう来たか…(大汗)
恐らく帰り道で見て左側の「森林」を撮影したのだと思います。
しかしこの状態であり、殆ど分からないですね?
この後、私はダッシュこそしませんでしたが、再びパニック状態に陥り、撮影もそっちのけで、その場を離れるのでした。
■息を切らしながら、とりあえず1枚。
すかり空も明るくなり、通常なら恐怖心も薄らぐ時間帯なのですが、この時ばかりはダメでした。
■ようやく最初の池に到着です。
「ここまで来れば、もう何も無いであろう」
なんて甘い考えはさすがにもう起こらない。
「何かあるんじゃないか?」
そんな事ばかりを考えながら、前へ歩いて行きました。


■と言う事で、今回は以上です。
まさか再び“あの写真”とは…。
心霊スポットで、こんな物凄い恐怖を味わったのは、この現場ぐらいではないかと思う。
似た様な写真が、続けて二度も撮影されるなんて経験無い事でしたから。

と言う事で、何かと騒がしかったこのシリーズも、次回が最終章です。

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