路地裏:戦慄の心霊スポット:岐阜県
二股隧道 ・岐阜県加茂郡八百津町南戸
・レポート ・動画 ・お客様の声
岐阜県の心霊スポットの中で、様々な意味で危険であり、なおかつ有名な部類に入るのが、この「二股隧道」ではなかろうか。
「二股トンネル」という名称で知られているこのトンネルには、他に「朝鮮トンネル」と呼ばれており、そちらの呼び名の方が有名かもしれない。
この呼ばれ方から察するかもしれないが、このトンネル建設には多くの朝鮮人労働者が使われ、工事内容も非常に厳しく犠牲者も多かったそうだ。また工事が難航した為、朝鮮人を人柱としてトンネル壁面に埋め込んだという怪情報も存在する。
そんな経緯により、このトンネルには、その情報に関連した朝鮮人の方々の霊が出現すると噂されている。
しかしながら、実はそうした強制労働者的な噂は存在しないといった情報もあるにはある。そんな情報が耳に入ると「なんだガセか」と思ってしまうのだが、このトンネルはそんな否定的な情報を物ともしない強烈さがある。向かう道中が異常に怖いのだ。
何が怖いのかと言えば、それは現実的な怖さであり、それは落石や崩落の危険性が常に付きまとうという事である。その為、現地までの道程は進入禁止区域となっており、実質的に現地に行くことは不可能となっている。
進入禁止区域であることを全く知らず、その他の予備知識もないままナビに任せ現地入りした私は、本当に死ぬかと思う程の恐怖を味わった。少々大袈裟な言い回しに感じるかもしれないが、本当に「何か起きた場合」を、その場で真剣に想定したのは間違いない。
前日までの雨のせいか道は不安定で、また随所で落石の痕跡も見受けられる道路は、冗談抜きで危険だ。進入禁止区域となっている理由が良く分かるし、故意ではないにせよ潜入してしまって何かが起きてしまっても、誰にも責任を問う事は出来ない。
そんな経緯から、結果としては現地写真と動画を手に入れる事が出来た。しかし、事前に現地を下調べしていたら、果たして現地に出向いただろうか…。
どちらにしても下調べは不可欠であり、それを怠った場合には何かしらの不都合やトラブルに見舞われる可能性が増えると思っておいた方が賢明だろう。私も、先に「現地写真と動画を手に入れる事が出来た」とは書いたが、撮影ポイントである“2つ目の素掘りトンネル”の撮影を忘れてしまうという痛恨のミスを犯してしまったのである。
今後に再訪問し撮影する可能性はあるのだが、その際は間違いなく車で行く事はないだろう。私の事だから「トレーニングの一環」として走って行きそうな気がする…。
丸山蘇水湖 ・岐阜県加茂郡八百津町南戸
・レポート ・動画
「丸山ダム」の建設により出来た人造湖が「丸山蘇水湖」である。10年以上の歳月を経て完成の日を迎えたのだから、それだけでも工事は難航したのは想像がつくだろう。その工事の際に殉職された方も存在しており、それらが霊となり周辺を彷徨うと言うのだ。
それ以外にも、噂として自殺者が霊となり現れると言ったものや、実際に死体遺棄事件なども平成7年に起きており、そうした殉職者以外にも霊が出没すると噂されている。
この丸山蘇水湖には、ダムの他に赤い橋がある。2つほどあるのだが、少々短い「湯谷橋」と、それより長い「旅足橋」なのだが、ともに寂れ加減が何とも言えない“味”を出している。その近辺における霊の目撃情報があるか否かは微妙だが、もし訪れる機会があるのなら見ておきたいポイントだ。また、霊はこうした象徴的な場所で噂になる傾向にあるので、もしかしたら遭遇率が若干上がるかもしれない。また、非常に有名な「二股隧道」も、この丸山蘇水湖の湖畔沿いの道にある。
実は丸山ダムは、新しいダムが建設される計画があるそうだ。そうなれば上記の橋や、もしかすれば二股隧道も水没してしまうかもしれない。
「かつてトンネルで現れていた霊が湖を彷徨い始め…」
といった新たな情報が、新丸山ダム完成後に、何処からともなく噂される日が来るのかもしれない…。
旧中央本線13号トンネル(愛岐トンネル群) ・岐阜県多治見市
・情報提供者:尾張瀬戸のゴーストハンター様
岐阜県にも、いくつかの心霊スポットが点在してます。八百津町の朝鮮トンネル(二股トンネル・国道418号線)も有名ですが、もっと凄い心霊スポットが多治見市に集中しています。その一つが、旧中央本線廃線跡区間にあります愛岐トンネル群13号トンネルです。
明治時代に当時の高蔵寺(愛知県春日井市)~多治見間に14箇所のレンガ貼りトンネルが庄内川沿いの崖っぷちに掘削されました。そのうち9号トンネルを除く全てのトンネルが残存してます。1966年(昭和41年)に新線に切り替わり廃線となり、地元に払い下げられたまま自然のまま放置された貴重なトンネル群で今年(平成21年)2月に経済産業省から近代化遺産登録を受けた名所です。
レンガ貼り構造物としては碓氷峠を凌ぐ日本最大の遺跡になる可能性があります。その愛岐トンネル群にある13号トンネル(多治見駅より西方向:名古屋方面)が岐阜県内で最も危険な心霊スポットであるとの噂です。
愛岐トンネル群は、元々は掘削工事で20名以上の殉職者が出てましたが、特に14号・13号・7号トンネルが難工事だったようです。開通後も14号・13号トンネルでは何故か投身自殺が相次いで発生していたらしいです。その度に列車の運転が止められたそうです。噂では、13号トンネル内で、ある工事中に事故が発生して朝鮮人作業者が亡くなったという情報が最近になって流れ出したようです。
ちなみに八百津町の朝鮮トンネルでも同じ事故が起きたとされてますが、こちらの工事終了は戦後。昭和28年頃で当時は外国人労働者を殆ど雇って無かったらしいです。
13号トンネルでは、廃線後に肝試しで入った方の体験談ではレールが無いのに坑内でSL列車が爆走する騒音が鳴り響いたという話もあり、あの【口裂け女】発祥地説もあるトンネルです(口裂け女については、八百津町本命説が有力です)
現役時代に坑内で自殺が相次いだのは間違いないです。でも、全ての謎が解明できていないのが13号トンネルです。ちなみに14号・13号トンネルは、地元の有志により愛岐トンネル群の一部として、季節限定で遊歩道開放する計画が進められてます。(愛知県春日井市側のトンネルは季節限定で部分開放することがあります)ただ、12号・13号トンネルは坑内が余分なコンクリート構造物で閉塞され行き止まりになってるそうです。
なんにせよ、まだまだ謎が多い13号トンネル。続報が待たれるところです。
古虎渓の廃墟 ・岐阜県多治見市市之倉
・レポート ・動画
「古虎渓ハウス」という名称で有名な心霊スポット。廃墟系であり、その系統を当サイトで扱う機会は少ないのだが、あまり選り好みせずに、ここに紹介してみようと思う。
「集団食中毒事件が起き旅館は閉鎖、以降放置状態が続き現状に至る」というのが一般的に知られる現地情報になるのだが、有名スポットなだけに、それ以外にも様々な情報が正に反乱している。例えば「ガス爆発があった」といった具合だ。また「経営者が自殺しておりその霊が出る」といったものもある。
しかしながら、実際にはそんな事実は無いらしく、単純に経営難等により放置し廃墟となり、情報が“後付”されていったのが真相らしい。心霊スポットによくある後付情報だが、廃墟に関してはより顕著だ。
だからといって心霊スポットとしての古虎渓ハウスを否定している訳ではない。そうした空家に次第に霊が集まり、やがて手におえない霊の巣窟に変貌する…といった可能性は大いに有り得るのだから…。
なお、内部に潜入する行為は当サイトでは推奨しない。土地の所有者は存在しるし、何より内部の崩壊は進行する一方でしかなく非常に危険な状態だ。よってこの情報を見て内部に潜入した場合の如何なる苦情も、当サイトではその一切を受け付けない事は、ここに改めて明記しておく。
*廃墟物件は管理されている可能性があります
そういった物件は基本的に立ち入り禁止となっております
なお、不法侵入したうえで起きた如何なるトラブルも、当サイトでは一切の責任を負わないものとします
天心白菊の塔 ・岐阜県七宗町
・レポート ・動画 ・お客様の声
昭和43年8月18、日集中豪雨により土石流が発生し、それに観光バス2台がのまれ、横を流れる飛騨川に転落。「飛騨川バス転落事故」として非常に有名な惨劇である。
その104人もの犠牲者の出た惨劇の現場に建てられたのが「天心白菊の塔」である。
「日本のバス事故史上における最悪の事故」として知られる、その事故犠牲者の霊は、辛さや無念さが癒される事はないのだろう。ここでは、それら犠牲者と思われる霊の目撃情報が聞かれる。具体的には「うめき声が聞こえた」「足を引っ張られる」「心霊写真が撮れる」といった典型的なものを始め、様々な内容が多くあるそうだ。
なお、事故の詳細はここに記載しなくとも、今日においてはウィキペディア等で知ることが可能なので割愛さでて頂く。荷が重いので、心して書きたいと思うのも、正直な気持ちとしてある。
どちらにしても、現地にはどこか悲しげな空気が漂っている気がしてならない。ましてや深夜ともなれば、それはより顕著に感じられるだろう。犠牲者の方々のご冥福を祈るばかりである。
寒洞池 ・岐阜県各務原市
・レポート ・動画
怨念地図の東海版に掲載されたことで有名になった心霊スポットが、この「寒洞池」である。その内容は「水面からライダースーツ姿の霊が現れた」といったものであり、釣り客が遭遇したそうだ。容姿が具体的すぎる、その情報には恐怖を感じる。確かに恐怖は感じるのだが「何故ライダースーツ?」といった疑問を抱いてしまう部分は否めない。
周辺は自然に溢れ、例えば紅葉シーズンに訪れれば美しい景色が楽しめるのだろう。しかし深夜になれば雰囲気は一変する。外灯など皆無な現地は、恐ろしい程に闇に包まれる。月のない曇った日には、その闇加減はより顕著に表れる。私が訪れた時が正にそのタイミングであり、その分かり易い恐怖を嫌と言う程に堪能した。
なお「釣り客が遭遇した」と記載した通り、ここはバス釣りスポットであったらしいのだが、現在は毎年水抜きをしているそうで釣れないらしい。バス釣りの情報はともかくとして、その水抜き作業の際に、例えば「ライダースーツ姿の変死体が…」的な情報でもあればと思うのだが、そんな情報も無いそうだ。
路地裏:心霊スポットの投稿について
・当サイトでは、心霊スポット情報を常時募集しています。何かと噂されている心霊スポット情報をお持ちの方は、ぜひ投稿して下さい。なお、投稿の際には下記の投稿フォームや掲示板をご活用下さい。
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注意事項
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・当サイトでは、心霊スポットへ訪れる行為および不法侵入を推奨してはおりません。実際に訪れた際における様々なトラブルについて、当サイトではその一切の責任を負わないものとします。
・参考文献一覧