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□この話は「まー坊 様」が、 2005年7月27日に投稿して下さった作品であります。 |
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■投稿作品第百五十一話 連れてきた? |
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つい昨日あった出来事です。 私の姉は、癌の病をわずらっており、今も入院しています。 幸いにも初期状態での発見でしたので、すぐに摘出手術を行いました。 ですが、まだしばらくは入院しなければなりません。 そんなわけで、母は毎日のように姉の見舞いに行っている為、帰りが遅くなります。 昨日も、母は見舞いに行っており、私が帰宅したのは8時頃だったのですが、誰も帰っていませんでした。 とりあえず台所へ入り、麦茶を飲んでいたんですが、ふと洗濯物など干していないかが気になり居間へ入りました。 私の家は、居間にある窓から庭へ出ると物干台があるので、カーテンを開けて覗いけば干してあるか干してないかはわかります。 そんなわけで、わざわざ電気を付けに部屋の隅まで行くのが面倒なので、暗い部屋を横切り窓のところまで行き外を見ました。 洗濯物は干してなかったので、自分の部屋へ戻りくつろいでいると、少しして母も帰宅しました。(私の家はかなり古いせいか一階で人が歩く音もしっかり聞こえます) 一度は居間へ入ったようでしたが、すぐに私の部屋に入って来ました。 めったに部屋まで来ることは無いので、どうしたのかと思っていると母は、 「居間の窓を開けた?」 と聞いてきました。 私は「開けていない」と言うと、母は「居間の窓が開いていた」と言うのです。 泥棒かと思い、一応身の回りの貴重品を確認して見ましたが、特に盗まれている物などはありませんでした。 私も自分の部屋へ戻り貴重品を確認していたんですが、その時にふと思い出したんです。 母が開いていたと言っていた窓は、私が帰宅後に洗濯物の確認の為に外を覗いたあの窓です。 しかしあの時の窓は閉まっていたはず…。 暗かったとはいえ、24年間も住んでいる家なので、窓が開いていたら一目でわかります。 私が部屋に戻った後、母が帰宅するまでの間に誰かが侵入したのなら、まだ家の中にいるかもと思い冷や汗が出ましたが、それにしては廊下を歩く足音などがしなかった…。 一応全部の部屋を確認しましたが、誰もいませんでした。 母の話では、数日前にも締めたはずの窓が開いていたと言うのです。 その時は、閉め忘れただけだと思っていたらしいので、今回も帰ってきてすぐ開けたのにそれを忘れているのではないかとも思いましたが、さすがに二度続くと少し不気味です。 姉の入院している病院はかなり古いもので、出るという噂もあったので、「連れて来てしまったかねー」と母は言っていましたが…。 果たして霊的な現象なのか、母の物忘れなのか…・ どちらにしても恐ろしいと私は思ってしまいます。 |
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