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□この話は「愛の伝道師様」が、 2003年10月6日に投稿して下さった作品であります。 |
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■投稿作品第八十五話 大好きな祖父 |
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私は幼い頃から霊感が強いので、最近ではよっぽどの事が無い限りビックリしなくなっています。 体験した中でもビックリするのが、自分に身近な人が見えてしまった時。 しかも生きている時だったら、あなたはどうするでしょうか? あれは私が中学1年生の6月でした。 3日前に総体を控えていた夜の事です。 夕方に同じ県内に住む大好きな祖父に電話をしてその日は寝ました。 しばらくすると、棺桶に入る時の衣装(白装束)の祖父が、真っ暗闇に立ち私を見たまま遠ざかって行きます。 姿が小さくならないように何度も 「おじいちゃ〜ん」 と私は呼びます。 しまいには、だんだん遠ざかっていき見えなくなってしまいました。 夢の中で私は泣いていました。 起きると私は泣いていました。 大好きな祖父が遠ざかって行く様な気がしました。 そして総体の日。 今でも忘れません。蒸し暑く太陽ギラギラの日。 総体が終わり家に帰ると誰もいませんでしたが、父と母の喪服がカーテンレールにかかっていました。 誰か亡くなったのかな? 総体で疲れていた私はそう思いました。 しばらくすると父と母が帰って来ました。 「おじいちゃんが亡くなったって…」 母が一言言いました。 その一言で分りました。 祖父は大好きな私に自分がいなくなってしまうのを分って欲しかったのだと。 夢に見た事をそこで初めて父と母に話しました。 こうなる事が怖くて誰にも話せずにいたのです。 今でも大好きな祖父と祖母の遺影に手を合わせる毎日です。 |
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