トップページ > 作品紹介 > 作品16「怪奇カンヅメ」
作品紹介
■その16 ---収録作品---
怪奇カンヅメ 1:仲間の家
2:ナメクジ少女
3:隣の窓
4:漂着物
5:ご先祖様
6:異常接近〜ニアミス〜
7:怪奇ひきずり兄弟◎次女の恋人
8:怪奇ひきずり兄弟◎降霊会
■主な登場キャラ
■夕子
(ナメクジ少女)
おしゃべりで有名であった夕子が無口になった。
原因はろれつが上手くまわらないらしく喋るのがおっくうらしい。
数日後には学校にも来なくなり、お見舞いに行った友人利恵は妙に怯える
夕子の姿に驚く。
翌日再びお見舞いに向かい目にした夕子の「舌」は、なんとおぞましい「ナメクジ」
へと変貌していた。
しかもナメクジは夕子がとても嫌いな生き物であったと言う。
なんとも酷い事だが、この後とった夕子の両親の「ナメクジ対策」には、
少々笑えてしまうかもしれない。
■夕子の名言 「は…はふへへ〜〜〜〜」(たすけて〜〜〜)
■沼毛
(隣の窓)
気味が悪いおばはんです!
「馬面」、「痘痕顔」、「ヨダレ」、「似合わな過ぎる装飾品の数々」と、
全てにおいて不気味であります。
しかし隣に移ろうとする時に、「竿」を使用するとは、
運動神経や平衡感覚が優れているのであろう。
■沼毛の名言 「ぼっちゃん…ごきげんいかがですか?」」
■引摺兄弟
(怪奇ひきずり兄弟)
不気味で個性的なご兄弟達です。

長男:一也(19歳)
この兄弟の纏め役の長男。定職に付かず公園で時間を潰す。
しかし下の兄弟の教育上良くないので仕事へ行くフリをしているのだが
下の兄弟にはバレバレ!?(予想)

長女:黄子(18歳)
お父さん似の長女。ブサイクです!顔が強力で存在感はピカイチだが
実はこの作品上ではさほど活躍していない。

次男:四五朗(16歳)
お父さん似の次男。ブサイクです!特技として「音を立ててご飯を食べる」が
あります。汚いです。その他「エクトプラズム」(うどん粉版)を放出する。

次女:成美(14歳)
お母さん似の美人!自殺芝居が得意!傲慢でわがまま・・・
流石「引摺家」の一員である。

三男:ヒトシ(10歳)
内気な男の子。特技として「エクトプラズム」(本物版)を放出出来る。
この兄弟では一番ノーマルなのだが、やはり一つとんがった所がある。
なんてったって彼の写真には「霊」がいっぱいだし!!

三女:みさ子(8歳)
内気でない女の子。ウルサイです!サルです!怖いです!!
…でも幼き頃に親を亡くし可愛そうではある。ではあるのだが…憎たらしいです!
■引摺兄弟の名言 「逃がしゃしないよ!!」
■私のコメント 収録作品がとても多い、その辺でも納得の一品です。
不気味さ、おぞましさでも納得できます。
上では説明しませんでしたが、「仲間の家」は幽霊屋敷と
そこに住む(?)霊が題材で我々好みだし、「漂着物」のおぞましさは
後の「うずまき」シリーズに通ずるモノを感じます。
また「ご先祖様」もかなり気味が悪いです。(夢に出てきそう)
個人的には「怪奇ひきずり兄弟」の別話が見てみたいです。