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作品紹介
■その2 ---収録作品---
地下室 1:地下室=富江PERT3
2:首幻像
3:シナリオどおりの恋
4:リ・アニメーターの剣
5:写真
■主な登場キャラ
■押切トオル
(押切シリーズ)
押切シリーズの主人公。その後も数話続く。
「背が小さい」というコンプレックスを持ち、そのためか口数も少ない。
両親が仕事の為、海外出張中、一人大きな洋館風の建物に住む。
その建物で展開される「別世界(?)」の話。背は小さいがイケメンです。
■押切トオルの名言 「かこよかったぜ中島…」
■見尾雪子
(富江シリーズ)
『富江』の被害者。
元々器量こそもう一つだが、おとなしい優しい女の子。
しかし『富江』の肝臓を移植したばかりに、彼女も『富江』化してしまう。
ボーイフレンドの「北山」君がいたが、それすら『富江』に奪われる。可愛そうです。
■見尾雪子の名言 「私‥‥死んでもいいの‥‥」
■社長
(バイオハウス)
悪食マニアのバイオテクノロジー関係会社社長。
生の「カマドウマ」が好物らしい。
また、自分の「血」を美人な女性に飲み与えるのが趣味のようだ。
とうやらこのキャラは、潤二氏が歯科技工士時代の職場の社長にそっくりらしい。(モデルではないようだが)
■社長の名言 私の血はお前のような美しい女に飲まれてこそ価値がある」
「ザッハッハッハッ」(注)笑い声
■泉沢月子
(富江シリーズ)
『富江』の被害者。というよりライバル?
高校生で写真部。片思いに病む哀れな友人たちに夢を与えるため(?)お目当ての男の子の写真を取っては、写真を売りさばくという、中々したたかな女性。
しかし1枚3千円から時には1万円(!)は高すぎるのでは?
しかし写真の腕前はどうやら「本物」らしく、富江の写真を取ると彼女の「本筋」まで取れてしまう。これにより(?)ライバルに。因みにこの「月子」は映画版『富江』にも登場。
■泉沢月子の名言 「富江さん…2階からあなたの本質がやってくるわよ…」
■私のコメント デビュー作であるにも拘らず、既に『潤二ワールド』は確立されています。
絵は今に比べ少々荒いが、それでも美しい。
内容も奇怪で、とても良い。しかし、もう一つの潤二氏のキー・ポイント『おぞましい』所に関しては今に比べ、もう一つである。デビュー作の初々しさの感じられるホラーです。