トップページ > 作品紹介 > 作品3「屋敷」
作品紹介
■その3 ---収録作品---
屋敷 1:接吻
2:屋敷
3:父の心
4:たえがたい迷路
■主な登場キャラ
■山崎
(富江シリーズ)
『富江』の被害者。泉沢月子の憧れの男性。しかし『富江』の魅力のとりこに。
『月子』の優しさに「素」を取り戻すも、再び現れる『富江』に狂わされる。
その後はどうなったかは不明…。
■山崎の名言 「やっぱりいるよ…富江‥富江がいるんだ…この家のどこかに」
■藤堂美穂
(父の心)
『父の心』の主人公的人物。
父親の「思考」が頭の中に進入、美保を度々支配する。何故子供の心を支配するのかは、ラスト・シーンに語られる。潤二氏曰く、この作品は恥ずかしいらしい(何故?)
■藤堂美穂の名言 「お父さまだわ、お父さまが頭の中に侵入してくる!」
■小夜子
(たえがたい迷路)
『耐えがたい迷路』の主人公。
潤二氏の描く典型的美人。登校拒否中である。理由は最初は語られなかったが、終盤に打ち明ける。「視線恐怖症」が原因。その「視線恐怖症」を患う彼女には余りにも「酷」なラスト!
■小夜子の名言 「私、視線が怖いの‥他人の視線が怖いのよ!」
「見ないで…見ないで…見ないでーっ!!」
■私のコメント 『富江』と『月子』の「闘い」もこれで完結。その後しばらく『富江』は描かれない。
三巻目ということで「絵」的にも油ののった感じ。
『富江』シリーズは別格として、個人的に面白いのは『父の心』。伊藤潤二氏は「恥ずかしい」作品と言ってますが、私的にはラストあたりが良いなと思うのですが…。