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■さてさて、緑ヶ丘霊園の紹介も、今回で最後となります。 |
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■いかにも「この中は危険です」と言わんばかりの鉄柵と、その向こうに広がる緑と、その合間から見える淀んだ水…。 噂話にでてくる沼は、「霊園の奥」という説もあり、また現在では埋め立てられてしまったという情報もあったような気がする。 しかし、このとき目の前にあった沼は、ご覧の通り存在し、また霊園の奥とは程遠い位置に存在していました。 「ここは噂にでてくる場所じゃないのかな…」 とは思ったのですが、それにしても物々しい鉄柵と、不気味な水面が植物の合間に見え隠れする様に、何とも表現しにくいのですが、妙に胸の中に引っ掛かるような気がしました。 |
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■いかにも立ち入り禁止といった雰囲気の鉄柵ですね。 その向こうには青々と生い茂った草と、その下には淀んだ水も見えます。 池…というよりは沼といった方が正しいでしょう。 |
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■この霊園での噂話のポイントは、「沼」と「子供の像」だと言えますよね。 このレポートの“その1”に書いたとおり、子供が沼で亡くなられ、その子の像が建てられて、そこから現在聞かれる噂話が発生したと思われます。 その辺を踏まえた上で、この沼の付近をチェックしてみると、沼のすぐ近くに白く四角い台座と思われるものが建っていました。 正面から見ると、何やら石版を剥がしたかのような跡が確認でき、また上部は不自然に平になっており、以前は“何かの”像がたっていた事を物語っています。 この台座らしきものを見たとき、 「あぁ…本当にあったんだなぁ」 というのが率直な私の第一印象です。 そして即座に頭を過ぎったことは、 「幼き子供が亡くなられたのも本当のことなんだ…」 と言う事。 私も気づけば2児の親であるが故、この事が事実だと知ると何とも切なくなる想いです。 もし、自分の子供が同じ事故にあい、そして天に召されたのならば、その悲しみは図り知る事が出来ないでしょう。 どうか安らかに… そう願わずにいられませんでした。 ここで亡くなられた子供は、生きていれば恐らく私と近い年齢であったと思います。 歴史のタイミングが、ホンの少しでも変わっていれば、街のどこかで出会う機会もあったかもしれない…。 そう思うと、非常に遣る瀬無い気持ちになります。 今はただ、彼に対しご冥福を祈るばかりです。 |
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■角度を変えて沼を撮影。 水も淀んで何所となく不気味…かな? |
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■沼の真後ろに視線を送ると、墓石というより台座らしきものがありました。 台座には文字が刻まれた石版が埋め込まれています。これはもしかすると… 注: 様々な事を配慮し、一部加工させて掲載させて頂きました |
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■その台座を正面から見てみると、この写真では分かりづらいですが、あからさまに石版を外した跡が確認できます。 子供の像や正面の石版こそ撤去されていますが、台座と沼は残っていたんですね。 この広大な緑ヶ丘霊園の一画に、この台座はあります。 詳しい位置の記載は、当サイトではご遠慮させて頂きます。 注: 様々な事を配慮し、一部加工させて掲載させて頂きました |
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■因みに台座の正面の舗装路には、 この近辺で 夜中さわがないで と書いていました。 確かに騒ぐべき場所ではありませんね。 騒いではいけません。 夜中と言わず、日中も騒いではいけません。 |
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■最後に鉄柵と沼の写真を載せて 今回の探索レポは終了といたしましょう。 |
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■と言う事で、緑ヶ丘霊園のレポートは以上となります。 実際にこの場所で、このレポートにて記載した事故があったのか、正直なところ私には分かりません。 調べれてみれば、それなりの事実も浮かび上がってくるのでしょうが、それも止めておきます。 ただ、もし事故が実際の出来事だとして、その子供の霊がこの霊園を一人寂しく彷徨っているのならば、一刻も早く天に召されていただきたく思います。 ご冥福を心からお祈り致します。 |
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