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■前回に引き続き、「むらさき橋」付近の紹介となります。 相変わらず霧雨に悩まされながらの撮影であります。 |
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■この付近は車の通りも頻繁で“心寂しさ”みたいなモノは無いのですが、それでも上水沿いの茂みは薄暗く、嫌な物を感じる気がします。 橋の上から上水を眺めても、周囲は明るくなってきたとは言え、そこは真っ暗で水の流れを確認する事は、なかなか出来ませんでした。 多分昼間でも薄暗いんじゃないかな…と思います。 それでも何とか目を凝らして川を覗くと、そこには数匹の鯉が泳いでいるのが確認できました。 何とも“のどか”なひとコマに、思わず見入ってしまったのですが、本来の目的を思い出し、慌てて撮影を始めたのが個人的に笑える思い出です。 「おっと!いけね…写真写真!」 と言った具合です。 |
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■相変わらず「むらさき橋」の写真です。 車の通行がおさまったのを見計らい撮影しております。 車中からの視線に冷たいモノを感じた気がします。 |
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■また、この「玉川上水」では、かつて入水自殺者が多かったとは、“その1”でも書きましたが、その自殺者の中で最も有名な人物に作家の「太宰治」がおります。 1948年(昭和23年)の話であり、愛人と二人で身投げしたとの話。 そして、この2人が自殺を図った場所が、この「むらさき橋」付近と言われており、それから数日後、下流へ約1キロ先の場所で2人の遺体が発見されたらしいです。 その1キロ先に存在するのが「新橋」。 そう、“その1”で紹介した「新橋」であります。 ■そんなワケで、曰く付きな場所に存在する「むらさき橋」の写真を紹介して行きましょう。 |
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■平成10年に完成した新しい橋であります。 見た目も綺麗で良いですね。 太宰治が身を投げた当時は、この橋の存在は、なかったらしいです。 今とは風景も全然違ったんでしょうね。 |
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■上水を覗き込むと鯉の姿が確認できます。 この写真では、ちょっと厳しいですが、写真の中央に辛くも流線型の姿が確認出来るかと…。 |
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■明るくなってきたとは言え、生い茂る木の下にちょっとでも入れば薄暗さを感じます。 この写真を撮った場所も暗かったし、上水の姿なんて全然確認出来なかったです。 |
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■上の写真と、丁度“斜向かい”の位置より「むらさき橋」を撮影。 当日は遊歩道が整備中であり、何とも中途半端な慌しい姿でありました。 |
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■この写真の様に、この付近の道は綺麗にライトも灯され、なかなか良い雰囲気です。 歩道の整備が完了していたら尚更良かったのではと、少々後悔。 |
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■とりあえず今回はこの辺で。 次回はこの「むらさき橋」より下流に向かっていきます。 次へつづく |
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