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伊藤潤二様作品登場人物:た行

・あ行 ・か行 ・さ行 ・た行 ・な行 ・は行 ・ま行 ・や行 ・ら行 ・わ行

■名前:大地
■性別:男性
■登場作品:富江Pert4 写真・接吻・屋敷
■簡素な説明:
花田ヶ丘高等学校の風紀委員。富江の取り巻き都も言える。屋敷にて鎧を纏う番人となるも、“富江の本質”に絞殺される。富江犠牲者。しかし「伊藤潤二Collection[16]」の“あとがき”にて復活。
■名前:高木
■性別:男性
■登場作品:富江・富江Pert2・屋敷・滝壺
■簡素な説明:
富江の担任として登場。のちに富江に狂わされ狂人の世界へ。完全に富江の被害者であろう。
■名前:高橋
■性別:男性
■登場作品:シナリオどおりの恋
■簡素な説明:
アマチュア劇団“白猫座”の脚本家。「より良い脚本を書くためには、様々な経験が必要」という考えを持ち、その考えの一環として“恋”も様々に経験するのだが、それはただのプレイボーイでしかないだろう。別れ際に自身の“イメージビデオ”をプレゼントするのが彼の常套手段。
■名前:高野
■性別:男性
■登場作品:蜂の巣
■簡素な説明:
蜂の巣収集家の青年。蜂の巣を大量にコレクションしているのだが、その3分の2は“蜂使いの少年”から奪った物。終末は蜂使い少年のエサと化す。
■名前:隆幸
■性別:男性
■登場作品:首幻像・押切異談シリーズ
■簡素な説明:
押切の従兄弟。大学で心理学を学ぶ彼は、押切トオルの事をいたく気に掛けている。
■名前:竹中司
■性別:男性
■登場作品:父の心
■簡素な説明:
遠堂栄一の同級生であり美保の幼馴染。遠堂家の頭痛の目撃が一番多い他人と思える。どうやら高所恐怖症らしく、観覧車にのり美保が暴れるシーンでの表情は滑稽だ。
■名前:花田ヶ丘高等学校・学校長
■性別:男性
■登場作品:富江Pert4 写真
■簡素な説明:
富江、月子が通う花田ヶ丘高等学校の校長。“青筋”が印象的。
■名前:楯こずえ
■性別:女性
■登場作品:生霊の沼
■簡素な説明:
美化委員の一員で小島親衛隊の主催者その2。その取り巻き加減は異常であり念にも似ている。小島曰く「生霊にとりつかれた」という事だが、なるほど…といった印象。由美子と同じく、頭上から“怨念の火の玉”を飛ばす特技を持つ。押切君の好みでもある。
■名前:谷先生
■性別:男性
■登場作品:富江Pert4 写真
■簡素な説明:
花田ヶ丘高等学校写真部の顧問。泉沢月子の“闇の商売発覚”に怒る姿は…ひょっとして富江被害者?
■名前:中古&輸入レコードショップ店長
■性別:男性
■登場作品:中古レコード
■簡素な説明:
一見“偏屈”そうなおじさんだが、案の定“偏屈”な年配の中古&輸入レコード店の店長。中山が「レコードをかけさせて」と頼むも見事に拒否。実は小川は中古レコードを、この店から奪ったらしく、中山が出した中古レコードを見た店長は血相を変えて中山を追う。その結果、最終的に“生スキャット”を聞く事に。
■名前:チヨちゃん
■性別:女性
■登場作品:富江Pert4 写真
■簡素な説明:
花田ヶ丘高等学校に通う女の子。被写体ランクの高い男性に想いを寄せる。生写真価格のべらぼうな高さに激怒。
■名前:辻井双一
■性別:男性
■登場作品:楽しい夏休み ほか
■簡素な説明:この「双一シリーズ」においての主人公。最寄の駅がJR「深沢駅」の深沢町に家族と住む。誕生日は5月3日。宿敵ともいえる広瀬路菜と同じである。性格をひと言で表せば「ネガティヴ」となるであろう。何とも捻くれた性格の持ち主で、常に誰かを困らせるよう務めている感が随所で見受けられる。常時クギを口に含む。いわく貧血病の為の鉄分補給どのことだが、時に飛び道具、はたまた吸血用のキバとしても活用される。しかし、その癖が仇となり宿敵「路菜」見事な張り手によって、そのうちの3本が頬を貫通してしまう(左2本・右1本)。後の作品にて「お化け屋敷経営」という見事なまでの経営者ぶりを発揮。また葉巻愛好家にもなっていた。また、後の作品に登場する「淵さん」とは恐らく夫婦関係に。その間に、両者の特徴を見事に受け継いだ一子を授かる。サシエも本望であろう…か?
■名前:辻井公一
■性別:男性
■登場作品:楽しい夏休み ほか
■簡素な説明:双一の兄。初登場の際には15歳であった。双一いわく「まじめぶった鼻持ちならんやつ」「いつも兄貴風を吹かせる仕方のないやつ」だそうだ。確かに随所で“兄貴風”をなびかせているようにも見受けられるが、その全てが双一の過ぎた行動のためであることを、何より公一本人が気付いてほしかったのではないだろうか。後の作品にて「太鼓」演奏をマスターした。また、遺伝であろうか“完全スキンヘッド”になりつつある。
■名前:辻井さゆり
■性別:女性
■登場作品:楽しい夏休み ほか
■簡素な説明:双一の姉。初登場の際には13歳であった。双一いわく「自分の事を美人だと思ってる哀れなやつ」だそうだ。登場当初はショートカットであったが、行く行くはロングヘアーへと変化。ガマガエルの「ガマちゃん」を苦手としている。後の作品にて「三味線」演奏をマスターした。
■名前:辻井修司
■性別:男性
■登場作品:楽しい夏休み ほか
■簡素な説明:双一たちの父。脇役といってよい存在であろう。父親となる「辻井のじいいさん」の火葬の際、遺骨が紛失したときの怒り具合は尋常ではなかった。双一が“真人間”になって欲しいと心から願っている一面も、後の作品で見受けられる。後の作品にて「太鼓」演奏をマスターした。
■名前:辻井美佐子
■性別:女性
■登場作品:楽しい夏休み ほか
■簡素な説明:双一たちの母。完全な脇役と言って良い。カキ氷、スイカなどのお持て成しが得意技。見ず知らずの病人を親身に看病するあたりからみても、非情に温かい心の持ち主と判断してよいだろう。後の作品にて「アコーディオン」演奏をマスターした。
■名前:辻井のじいさん
■性別:男性
■登場作品:双一の誕生日
■簡素な説明:双一たちの祖父であり「サシエ」の夫。“双一シリーズ”では完全に脇役に徹した存在だが、後の作品「棺桶」にて、見事なまでの「準主役」を演じ、そして見事なまでの大往生をとげる。しかし双一の呪縛により、死してもなお、棺桶製作に没頭する哀れなご老人。なお、双一(及び双二)が生まれた頃は、毛髪も若干確認できたが、ラストには見事なまでにスキンと化している。
■名前:辻井サシエ
■性別:女性
■登場作品:双一の誕生日
■簡素な説明:双一たちの祖母であり「辻井のじいさん」の嫁。今のところ「双一の誕生日」のみの登場となっているが、その存在感は見事という他ない。その言動や風貌は、完全に双一に受け継がれており、路菜いわく「顔まで似てる」と言わしめるほどだ。自称「予言者」であり近所では「予言ババァ」と呼ばれ恐れられていた。しかし肝心な予言の的中率は極端に悪いらしい。後に溺愛する「双一(および双二)」を、母(美佐子)が身ごもったときも「流産」と言う予言を切っ掛けに次々と外し、この作品内だけでいえば、的中率は0%に等しい。双二を“幻”とすれば、完全に0%だ。現在は、その幻かもしれない双二とともに失踪し、行方知れずとなっている。
■名前:辻井双二
■性別:男の子
■登場作品:双一の誕生日
■簡素な説明:双一の双子の弟。その風貌からすれば、双一とは“一卵性双生児”といえるだろう。完全にサシエの血を受け継いでいる。路菜の首を「干し首にしよう」とサシエに提案する。しかしサシエは「焼酎に漬けるのじゃ!」とのひと言。
■名前:辻井ガマちゃん
■性別:不明
■登場作品:双一の勝手な呪い
■簡素な説明:双一の手により冬眠中に掘り起こされ、辻井家に招かれる。その際、鉄製のキャンディー箱を自室として双一から提供された。その後、さゆり虐めの“道具”へと変貌し、最後は「腐乱死骸」という見事なまでの大往生振りを見せてくれる。
■名前:辻井家の人形たち
■性別:不明
■登場作品:楽しい夏休み ほか
■簡素な説明:双一の“ともだち”とでも言うべき存在か。遊び道具、話し相手、さらには“呪いグッヅ”にもなっているオールマイティな存在でもある。フランス人形と思われるものから「すっげーロボット」、それに完全なオブジェであろう「首吊り幽霊」らしきもの、コックリさんの際には日本人形、はたまた双一自ら製作するメリヤス製の人形もある。もちろん呪いの定番「ワラ人形」も揃えている。その他にゴム性おもちゃの「クモ」や“着ぐるみ”まで含めれば「巨大虫(クモかアリか?)着ぐるみ」なんてのも、後々の作品にて登場する。
■名前:辻井家ご用達の氷屋
■性別:男性
■登場作品:楽しい夏休み ほか
■簡素な説明:美佐子得意のお持て成しの際に呼ばれる氷屋さん。氷の品揃えはイチゴとレモンを確認できる。愛車は「スーパーカブ」か?
■名前:辻井公一の友人たち
■性別:男性
■登場作品:楽しい夏休み ほか
■簡素な説明:公一の友人。地元のプール「深沢町営プール(昭和40年竣工)」にて公一らと遭遇。東京出身の広瀬路菜が親戚だというだけで尋常でない喜びを表現する。「ヒューヒュー」ときたもんだ。
■名前:辻井さゆりの友人 睦美
■性別:女性
■登場作品:楽しい夏休み ほか
■簡素な説明:さゆりの友人。地元のプール「深沢町営プール(昭和40年竣工)」にてさゆりらと遭遇。都会的なイメージの広瀬裕介(路菜の兄)に興味津々のご様子だ。「あら…まあいやだ」ときたもんだ。
■名前:遠堂栄一
■性別:男性
■登場作品:父の心
■簡素な説明:
遠堂家の次男。父に身を奪われた事に気づき、やはり自殺の道を選ぶ。
■名前:遠堂悟
■性別:男性
■登場作品:父の心
■簡素な説明:
遠堂家の長男。父に身を奪われた事に気づき自殺。
■名前:遠堂家の父
■性別:男性
■登場作品:父の心
■簡素な説明:
厳格な父であり1代で会社を築き上げる実力派。実母に捨てられ親戚に預けられ、食べさせてもらう代わりに働くという幼少を過ごし、恐らくこの経験が会社を成功させる力であり、また家庭を崩壊させた要因でもある。どちらにせよ最後が余りにも寂しい物語の主人公だ。
■名前:遠堂美保
■性別:女性
■登場作品:父の心
■簡素な説明:
遠堂家の長女。容姿が美しいのであろう、中学時代には、様々な男性に言い寄られるも相手にはしていない。なぜなら幼馴染の司に恋しているからだ。
■名前:遠堂幸江
■性別:女性
■登場作品:父の心
■簡素な説明:
遠堂家の嫁。父の厳格さに付き合わされ、ほとほと疲れた御様子だ。
愛娘“美保”と父の手から逃亡をはかり成功。
■名前:堂本教教祖
■性別:男性
■登場作品:耐えがたい迷路
■簡素な説明:堂本教の教祖。道に迷った小夜子たちに座禅修行を進める。
■名前:富江(初期の作品では“川上富江”と呼ばれている)
■性別:女性
■登場作品:富江・富江Pert2・地下室・その他富江シリーズ)
■簡素な説明:
様々な男性を魅了する再生キャラ。いまさら説明するまでもなく伊藤潤二様の代表キャラの筆頭。回が進むにつれ、より美しく変貌して行く富江にも注目したい。個人的な意見を言わせていただくなら、「画家」の頃の富江が好みであり魅了されてしまう。刃物は身近に置いておかないようにしなければ。(笑)
■名前:ドラゴンサンダー
■性別:男性
■登場作品:サーカスが来た
■簡素な説明:
パピルスサーカスの火吹きの大男。ファイヤーパフォーマンス失敗のため死亡。
■名前:団長
■性別:男性
■登場作品:サーカスが来た
■簡素な説明:
パピルスサーカスの団長。人の命を奪う悪魔であるらしい。ナイフのジョー曰く「アザラシ」。…上手い事を言う。

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