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■「御主殿の滝」へ向かう途中、雑誌等で有名な橋が頭上を走る。 橋の名前は、資料を見ると「曳橋」と記載されています。 木肌の古び方が味を出して良い雰囲気を醸し出しているのだが… |
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■ご存知の方も多い事だと思うのですが、この橋は昭和60年より計画の進められた八王子城跡の整備に伴い再建された物であり、その整備の着工が平成元年、そして完成が平成3年と言うのだから、まだ10年の歴史でしかありません。 整備前に残っていた物は、橋の“橋台部”のみであり、その存在により、ここに嘗て橋が存在していた事が分かったと言われています。 しかし元々掛かっていた橋の資料が存在しない事から、復元する事は不可能であり、現在見られるこの橋は、言わば現代人のイメージにより作られた物であります。 現代人が八王子城跡をイメージして作られたこの「曳橋」を眺めながら嘗て掛けられていた橋を想像してみるのも・・・なかなか面白いのでは? |
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■月日が流れ古びた“味”を漂わす「曳橋」を下から見た図。 決して本物ではないのだが、あたかも以前から存在しているかの様な雰囲気を漂わせている…と、個人的には思います。 |
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■もう少しこの「曳橋」の説明を書きたい所なのだが、その辺はこの橋を渡った時に残しておきましょう。(笑) 現時点で目指す場所は、「御主殿の滝」でありますので、この辺はサラッと行きたいと思います。(苦笑) その「御主殿の滝」は、この橋を潜ればもう目前であり、その入口には、これまた有名な慰霊碑が存在し、それが目印となっております。 と言う事で、「曳橋」を潜りつつ、その目印まで進んでみましょう。 |
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■橋を向かって左側を撮影。 古びた橋が雨に濡れ、そして薄っすらと霧も掛かり… なかなか良い味を引き出しております。 |
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■橋から先は、石垣の積まれた“虎口”を通り、“冠木門”をくぐり、その先の“御主殿”へと続いております。 | ||||||||||
■なかなか“ゴツ”い橋脚でありますが、この橋脚と橋桁は、材質確保が困難と判断され已む無く“集成材”を使用しているとの事。 実に現代的な材質選びと言えますね。(笑) |
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■橋をくぐり、石垣を横に眺めながら、ほんの少し進んでみると… | ||||||||||
■このページ冒頭で記載した“目印”である慰霊碑が見えてきました。 とても古びた慰霊碑ではありますが、この写真の様に真新しい花も添えられており歴史に残る事実を敬う現代人の優しさを垣間見る事が出来ました。 また、この写真の拡大版は「画像の部屋」にて 公開中であります。 |
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■と言う事で、今回はこの辺で。 いよいよこの慰霊碑から川に向かう小道を下りて行けば、そこに「御主殿の滝」は存在しております。 まずはこの慰霊碑に手をあわせ一礼した後、第一の目的地である「御主殿の滝」へ向かったのでした。 と言う事で、次回「その4」も是非御覧になって下さい♪ 次へつづく |
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