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心霊スポット探索レポート
滝山城跡探索〜その5〜
所在地:東京都八王子市
取材日:2001年4月4日
公開日:2001年4月某日

■前回の最後にチラッと、登場した「空掘」をご紹介します。


■時間の過ぎるのは早く、この「空掘」を撮影する頃には、辺りはすっかり暗くなってきました。
もっとも空は若干ではあるが、まだ明るい。
ただ「空掘」の周辺が鬱蒼としている為に時刻以上の暗さを作り出しています。
この辺は深夜の探索は非常に危険です。
周りは林であり、街灯なんてモノは当然無い。
それに加え、「空掘」に転落する危険性が大いにある。
実際私は、空掘に転落こそしませんでしたが、木の根や地面の凹凸に足をとられ、落ちでしまいそうなシチュエーションは沢山ありました。
そして痛恨の一撃の「ネンザ」…とても痛かったです。

足を引きずりながら、1人淋しくこの暗闇を歩き回るのでした。

この「滝山城跡」の中で、恐らくこの「空掘」が一番不気味なのではないでしょうか?
「滝山城跡」自体は、「花見客」で占領されていた為に、良く分かりませんでしたが。

確かに「ひきはし」もなかなかの雰囲気ではありました。
しかしこの「空掘」はその何倍も不気味です。
当日は若干の風が吹いていたせいか、周囲の木々は音をたて、時折「何か」が歩くような音…。
おそらく小動物やらが歩く音なのでしょうが、物凄く怖いです。
それに付け加え「闇の不気味さ」を醸し出す「空掘」の存在。
気を抜けば転落の可能性も少なからずあり、しかもその堀の底から誰かが見ていてそうな…そんな雰囲気であります。

■この様に両サイドが「堀」で、歩くべき道は「幅1m弱」と言う場所もしばしば。
うむむ…危険ですな。


■では、そういった危ない状態で…しかもネンザ状態で歩き回った写真を紹介して行きます。

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■ここは大分広い場所でした。
その向こうに「堀」があり、そこは「闇」と化しております。
■ここから落ちたらかなりヤバいかもしれません。
これは堀ではなく崖ですね…。

…白いモノが浮いております。
■道幅が狭い個所も多いですが、この様に広い場所も存在しております。
■これは「空掘」に中に進入して撮影したモノ。
この不気味さ。
そして何かが蠢いていそうな気がしないでもない雰囲気。
いやいや…実際何かがいたのかも?
この写真にも、その気配が写っているでしょうか?
■そして道幅は再び狭くなっていき、私の記憶が正確ならば、この撮影後しばらく歩き、そして足をネンザしたと思います。
出っ張っていた「根っこ」を怨むべきか、それともこんな時間にこんな場所を歩く自分を怨むべきか…。
何にしても自分がとった行動の末の話です。
文句は言えませんね。


■と言う事でまずはこの辺で終了です。
次回も引き続きこの不気味な「空掘」を紹介して行きます。

次へつづく

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